今年もBCN AWARD 2023により、電子ピアノ2022年の年間シェアとランキングが発表されましたのでご紹介します。

「BCN AWARD」は、全国の量販店のPOSデータを日次で収集・集計した「BCNランキング」に基づき、
パソコン関連・デジタル家電関連製品の年間(1月~12月)販売台数第1位のベンダーの功績を讃える賞です。

発表年1位2位3位
2023ヤマハ(33.1%)カシオ(30.7%)河合楽器(14.0%)
2022カシオ(32.3%)ヤマハ(28.7%)コルグ(13.4%)
2021カシオ(27.9%)ヤマハ(25.8%)コルグ(21.3%)
2020ヤマハ(31.2%)コルグ(28.4%)カシオ(21.3%)
2019コルグ(30.2%)ヤマハ(28.8%)カシオ(20.6%)
2018コルグ(29.9%)カシオ(28.2%)ヤマハ(27%)
2017ヤマハ(32.7%)カシオ(30.7%)コルグ(23.4%)
2016ヤマハ(36.6%)カシオ(31.7%)コルグ(19.7%)
2015カシオ(37.6%)ヤマハ(36%)コルグ(14.2%)
2014ヤマハ(40.3%)カシオ(36.9%)コルグ(11.1%)
BCN AWARD〈電子ピアノ〉

出典:https://www.bcnaward.jp/award/section/detail/contents_type=234

電子ピアノはほぼ毎年ヤマハとカシオがシェアトップを争う一方、三位はコルグが常連だったものの、今回カワイが三位に入りました。

価格9万円以上の高級機はローランドは三強

上記の表を見る限りローランドの名は無いですが、実はローランドは高級戦略を取っており、価格9万円以上のシェアは健闘しています。BCNによれば、高価格帯デジタルピアノの選択肢は、ヤマハ、カワイと共にローランドは三社に絞られていると言います。

シェアでは目立たないものの、質の高い商品を適正な価格で提供し、お客様の支持を集めているのがローランドの電子ピアノなのです。

参考文献:https://www.bcnretail.com/market/detail/20200310_161731.html